東京ゆく猫くる猫bLog:

東京の街猫たちとの日々(旧TokyoStreetCats bLog)

サクラ、チル 



 2015年8月23日、これが僕がサクラを撮った最後の写真になった。たぶん最後だ。
 なんだか、急に痩せたな、大丈夫かなと心配になったのを憶えている。
 いつものように身体をナデナデすると、僕の指の骨がサクラの骨に引っかかる感じがした。
 毛並みもごわごわだった。その感触は何度か経験したことがある。確信はないが、別れの予感だ。
 ただ、いつも確信はないのであって、その予感はずいぶんと後になってやっぱりそうだったか、となる。
 そして、今回も残念ながらそうだったようだ。

 Biogon28/2.8

20150823215_20100711.jpg


 この写真は5年前、2010年7月のもの。これが僕が撮った最初のサクラの写真。
 まだほとんど子猫で、右の前足が不自由でやせっぽち、とても野良の世界で長生きできる
 ようには思えなかった。でもたぶんこの時には彼女のおなかの中には最低三匹の子がいて、
 後に彼女と子猫たちの生きる姿は、多くの人を惹きつけることになる。三匹のうち、名前が
 付いたのは二匹で、茶トラ白のキナコ(オス)と白黒のアンコ(メス)である。名前が付かなか
 った子は、アンコに似た白黒であった。この子たちを産んだ後、サクラは避妊手術を受けた。
 手術との因果は不明だが激太りし、小枝のような姿から一転し、京塚昌子似の肝っ玉母さん
 に変身したのである。
 変身後のサクラにどのくらい母としての意識が残っていたか、個人的には疑問に思っていた
 のだが、サクラ、キナコ、アンコの三匹の猫模様は魅力的だったのは間違いない。
 とにかく、天国でも安らかな日々を。
 
 Minolta AF 24/2.8

 [追記]
 タグによるサクラのリンクはこちらです。まだタグ付けの最中ですので、これからも増えていくと思います。
 
trackback: -- | comment: 0 | edit

コメント

コメントの投稿

Secret