
時々無性にJazzを聞きたくなる時があって、そういう時には昔から時々通っているJazz喫茶に出かける。千葉・稲毛にある
『CANDY』さん、今も素晴らしい音を聞かせ続けてくれる空間である。
この猫さん、CANDYに向かう途中で会った。駅ビルのショッピングモールを出たところにいた。そんな人通りの激しい場所にいると言うことは、随分と人慣れしているんだろうなと思った。僕がカメラを構えても特に嫌がることもなく、また媚びることもなく。3〜4枚くらい撮った。ふと気がつくと、僕の後ろに二人くらいの小さな行列が出来ていた。多くの人に愛された猫さんなのだろう。「お待たせしました」と小さく呟いて、僕はこの子に別れを告げ、CANDYに向かった。2006年4月の第三金曜日、この日は若手ピアニスト俊祐君の定期ソロライブ。
この二ヶ月後、CANDYオーナーさんの日記で、この子が天に召されたことを知る。『シロちゃん』、僕と同じ名前の子。たった一度の出会いだったけど、この『シロちゃん』の落ち着いた慈悲に溢れた顔つきが思い出された。あちらの世界でも、きっとのんびりと過ごしていることだろう。

当日の俊祐君ライブにて。この写真は、NATURA S NP1600をモノクロスキャンしたもの。