東京ゆく猫くる猫bLog:

東京の街猫たちとの日々(旧TokyoStreetCats bLog)

大団円 と 大円団 



 気がついてみたら、もう7月。さぼりまくりの当ブログ、ごめんなさいです。
 さて、PenFTの最終章。このカットがFTでの最後のものとなりました。FTの写真はまだ在庫があるはずなので、いつか登場するかもしれませんが、この写真が最後に撮った写真であることは間違いないでしょう。大団円ですな。
 って、平然と『大団円』と書きましたが、実はつい最近まで僕は『大団円』ではなく『大円団』だと思い込んでいました。これまでの人生で、たくさん思い違いしてきたことはありましたが、もう50歳近くになってこんな思い違いが残っていたなんて...。まぁでも考えようによっては、まだまだ色々あるって事なのかな。それともボケが始まっているのか(苦笑)。

 『大団円』。宮崎駿の『未来少年コナン』の最終回のタイトルでもあります。この作品、カミさんが大好きなんですが、僕は見たことがありませんでした。以前にカミさんのリクエストでテレビ埼玉の再放送分をDVDに録ってあったんですが、最近やっと僕も全話見終わりました。最終回のタイトル『大団円』と出ていたはずですが、僕の脳は『大円団』と見ていたようです。
 でも『だいだんえん』より『だいえんだん』の方が言いやすいよな。って言い張っているところは、年寄りの頑固さかな。

マイナス1 



 次のカットで、このPen FTは故障する。そして翌週に僕は初めてのデジタル一眼レフを手に入れることになる。はっきりとは覚えていないのだけれど、たぶん僕はその故障をきっかけにしてデジタル一眼レフ導入を決めたのだと思う。当時は、まだハーフとデジタル一眼と両天秤にかけているようなところがあったのだと思うが、やはり古いカメラの故障ですっかりハーフへの気持ちが切れてしまったんだろうね。
 導入したデジイチ'αSweetDigital'は、カメラとしてはミノルタ(正確にはコニミノですね)らしい良くできたカメラだったけど、期待以上のような気もしたし、期待以下のような気もした。まぁ、いわゆるデジカメでしたね。

ハーフとデジイチ 



 ハーフサイズカメラとデジタル一眼レフは似ている。簡単に言ってしまうと、デジタル一眼レフにも色々種類があるので色々と語弊があるが、まぁいわゆる一般人が手に入れられるAPS-CサイズのCCDを持つデジタル一眼レフね。フィルムのフルサイズの撮影面積が24mm×36mmだから、ハーフサイズが半分なので18mm×24mm。APS-CサイズのCCDが約17mm×23mm(メーカーにより大小あり)。ちょっとだけハーフの方が大きいがほとんど変わらない。
 ハーフの場合、「2倍撮れてお得」な感じがするのだけど、その分失ってしまうのがレンズの画角。面積が倍なので、いわゆる一つのルート2ってヤツで、画角が約1.4倍になってしまう。この写真は38mmレンズで撮っているけどフルサイズ換算で50ミリ強のレンズになってしまう。これはとってもお得な話でない。僕は20~35ミリくらいの広角が好きなので、この1.4は痛いのだ。「じゃぁ、もっと広角のレンズ買えばいいじゃん」となるのだが、ところがどっこい広角レンズは玉数が少ないし、あっても高価だ。そう、フィルムが「2倍撮れてお得」っていうのを打ち消すくらいである。デジタルの場合は、ハーフよりも撮影面積がちょっと小さいので1.5~1.6くらいの係数になる。僕が当時なかなかデジタル移行に踏み切れなかったのは、この係数のせいである。もちろん、お金もなかったからなんだけど。(...続く)

新ハーフカメラへの道 



 お待たせしました。新しいハーフサイズカメラへの道の話。
 もちろん、ハーフサイズカメラの新製品が出れば、とても嬉しい話なのですが、もはやフルサイズカメラの新製品も難しい時代で、まれに出してくれるのが最後まで生き残れそうなフィルムメーカーのフジさんですので、そのフィルムをケチるようなハーフサイズカメラは望むべくもないでしょう(笑)。
 となると、残された道は【改造】と言うことになります。ただね、自分で実行することは全く考えませんでした。どこかで、そんな改造やってくれるところはないかなぁ~、っていうノリで当時検索しまくりました。そしたらね、あったんですよ。アメリカの修理屋さんでしたが、マニュアル一眼レフのハーフ改造をやってくれるところが。対象機種が、Yashica FX3、Nikon FM10、Olympus2000の3機種だけですが、ホームページ見ると、なんと改造後の新品まで売っているではありませんか。おぉ!、FX3ならZeissの一眼レフのレンズがまるっと使えるちゅうことではありませんか!ということで、早速その業者に「FX3、一丁頼む」って英語でメール書きました。翌日くらいには返信ありまして、カーンさんて人から。「FX3はディスコンでね~、今何件かオーダー入っているんで探しているんだけど、見つかったらメールするから~」って。その後しばらく待ってましたが、音沙汰はありませんでした(ガクッ)。
 メールの日付見ると、このやりとりが2002年の頃。もう、この店も無くなったかなぁと思って久しぶりにググったら、ありましたね。
Professional Photograhic Repair, Inc.
 僕は既にハーフカメラへの未練はなくなっているので、再コンタクトする気はないのですが、ご興味のある方はどうぞ。ご自分で実機持っていれば、改造手術だけもOKですので。手術代で$150だそうです。

新しいハーフサイズカメラがあったら 



 前にも書きましたが、ハーフサイズカメラはフィルムが高価だった頃に流行りました。ですので安くなってくるにつれて、作られなくなりました。私の知る限り、一般向けのモデルでは京セラの『SAMURAI』あたりが最後でしょう。この写真で使っているPenFTも結構年食ったカメラでした。僕にとっては2台目のFTで、ヤフオクで手に入れた物ですが、ついてきた取説が英語版で、本体に傷のような外人名のネームが入っていましたので、たぶん帰国子女カメラだったのでしょう。付属の38ミリレンズには見事な曇りがありました。これは一台目もそうだったので、そう言うレンズだったのでしょう。そのせいか、写りはかなり甘~い感じでした。
 一時期、新しいボディ...は無理でも、新しめのレンズでハーフサイズが楽しめないかなぁと思っていました。ネットで調べたら、コニカのヘキサーに特注物のハーフサイズ版があったことが分かりました。これは、どうも北海道の写真屋さんが卒業アルバム撮影用に作らせた物だったそうです。これにはかなり惹かれましたが、何分稀少品でとても手にはいるとは思えませんでした。後に出たヘキサーRFにも、ハーフサイズ版が存在して、これは一時期ネットで売られていましたが、これも目の玉が飛び出るような値段だったと思います。僕は、本来の『フィルムを気にせず、たくさん撮る』事が目的でしたので、とても回収できないような投資はする気になれませんでした。
 
 で、もう一つ、これは非常に期待できる道があったのですが、この話は次回に持ち越しましょう。

数打てば当たるか 



 ハーフサイズカメラの僕にとっての一番の魅力は、「たくさん撮れること」でした。文字通り、普通の35mmフィルムの半分のサイズですから、36枚撮りのフィルムだと72枚は撮れることになります。今の時代、デジタルカメラで、メディアも安くなってますから36枚とか72枚とかは、あっという間に撮れてしまいます。ダメなカットは液晶画面見ながら消せばいい。でも、フィルムの場合は違います。一回ボタンを押せばフィルムは一枚分前に進み、後戻りは出来ません。そして、撮り終わると現像しなければ撮った絵が出てきません。つまり一枚一枚撮り重ねて、最後まで撮って初めて絵が出てくるのです。そしてそこには、フィルム代と現像代のコストがかかります。そこで、ハーフサイズカメラのメリット、一本で二本分ですから、フィルム代と現像代のコストもハーフになるのです。
 と、ここまではいい話なのですが、当然デメリットもあります。当たり前のことですが、ハーフサイズですので一枚あたりの画質が落ちます。デジカメ風に考えると画素数が半分になるわけです。ただですね、フィルムの持っている情報量というのは、デジカメ画像よりも遙かに多いのでありまして、諸説はありますがフルサイズで1000万画素以上あると言われていました(ISO100フィルム)。なので、ハーフサイズで500万画素程度。そう考えると落ちるとはいえ、用途によっては十分な画質といえるでしょう。

 ということで僕の場合、財政の厳しい時期にはハーフサイズカメラを時々使っていました。デジタル一眼を買う前までですが。

ちょっとポートレイトな猫 



 僕の写真はかなり縦位置の物が多いと思います。子供達の写真を撮ると、大概は縦位置ですね。猫の写真もそうですけど。
 それで思い出しましたが、以前のプリンタードライバーだと縦位置を「ポートレイトモード」、横位置を「ランドスケープ」モードって呼んでましたね。私は風景写真はあまり撮りませんし、子供や猫の写真ばっかりですから、「ポートレイト」が多いんでしょうね。とは言っても、子供も猫も、あまりポートレイトっぽくない物ばかりですが。
 さて、ハーフサイズカメラ。僕が気に入って使っていた理由の一つがファインダーが縦位置な事。当然ですが、ファインダーに限らず、写真も縦位置になるのですが。

ハーフな猫たち 



 数枚、ハーフサイズのカメラで撮った猫が数枚続きます。使ったカメラはオリンパスのPenFT。フィルムが貴重だった頃に開発されたハーフサイズカメラのハイエンドな一眼レフ、と言って良いのかな。この頃、僕は結構このPenFTというかハーフサイズに凝っていたんですが、今はほとんど手放してしまいました。今残っているのは、京セラのサムライ2台だけですね。